今月はまだ一冊も本が読めてなかったが、週末で2冊読めた。この二冊を読んだきっかけは、NHKのインタビュー番組を見たことだった。その番組では糸井重里さんと中井貴一さんがインタビューし合うというものでした。そこで話される二人の話は非常に僕の心を打ちました。
そこで久しぶりに糸井さんのほぼ日新聞のサイトを見た。以前はよく見ていたのだが、ここ最近は全然見ていなかった。僕が好きだったのは小林秀雄のあわれといふものでひたすら下ネタで、なんつーかこんなもんがよう長持ちしてんなというものだが、驚くことにまだその連載は継続されていた。読んだことない人は読んでみてください。あの批評とかで有名な小林秀雄ではないです。
サイトをふらふらしていて、あー吉本さんの親鸞とか読んでみたいなと思ったんです、アーカイブのや行を見てみたら、あるじゃないですか。矢沢永吉さんが。
僕はあんまり歌は聞いたことないんだけど、ビッグであることは知っていた。そして居酒屋とかバーで永ちゃん憧れている白いスーツ着たおっさんとかと話したりしていた。でも実際矢沢永吉がどんな人なのかってのは知らなかった。で、ここにある記事を読んでみたんですよ。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 上がりたかったんだ。E.YAZAWAの就職論
読んだらすごい面白いわけですよ。なんか不良のトップみたいに思ってたけど、なんかかなり違うなと思わされ、衝撃でした。で、今週末、
の二冊を読んでみました。たまたま風邪ひいて寝てたんで良い機会だと思ったんで。いやー、想像以上に凄いですね。やざわ。もう次元が違うね。すべてをコントロールしようとしてるわけでもないんだろうけど、やらざるを得ないというんだろうか。いろんな人に食いもんにされてなにくそってなるんですね。すごい強い。僕にはこういう部分がないなと思いまして、40まであと3年なんだけど、その3年はそういう部分を作る時代にしようと心に強く決めました。それ以降には何かをスタートさせると。何だろうエネルギーに溢れているんだろうなと思わされました。でないとあんな高みにはいけないでしょうけど。でもしっかりと何事も調べてやってみる、そしてへこたれないというのがこうすごく感じさせられました。
あと、この二冊を糸井重里さんが書いているみたいなんですけど、やはり、この話をこれだけ躍動感を残せるっていうのがすごいですね。なんていうか、この二人の凄さに圧倒されましたので、月末にまとめてではなく、読んですぐ、とりとめもなく、読後の感想を書きなぐってみました。