UPDATE 2018/8/18
今週は中国と米国の貿易協議が始まるという話が伝わり、株式市場も喜んだという感じでした。
後述しますが、ラスムッセンの支持率を見ていると、その辺りから支持率が低下気味なのが怖いです。
貿易戦争もトランプ大統領は結構早めに手を引くはずだったのが、思いの外他の議員なんかが乗ってきてしまって長引いているという話もあるくらいなので、ちょっと怖いです。
データを取っているラスムッセンへのリンクは下になります。
足元の支持率の動き
支持指数はレンジの真ん中といったところです。
夏休み期間中も精力的にニュースを出して、ロシアでの失敗を消してしまったというのは凄いですね!
政権発足以来の支持率の動き
支持率は安定していますが、不支持の人たちがどう動くのかという感じに見えます。
まとめ
中国と仲直りするのか、それともというのが注目の的で、それ以外はあまり気にしなくても良いというのが株式市場の見方でしょう。
米国の経済指標は良いものが多く、それほど気にしなくても良いのかなぁとも思う反面、シティのエコノミックサプライズインデックスを見ると、ちょっと悪いなとも感じます。
ちなみにシティのエコノミックサプライズインデックスは、経済指標のエコノミスト予想と実際の数値の差を指数化したもので、これがマイナスに動くと投資家の予想より悪い数値が出ているというインデックスです。
実際には日本、中国、米国、欧州みたいな感じで出されているのですが、ネットではヤルデニさんのサイトくらいしかヒットしないので見られないようです。
https://www.yardeni.com/pub/citigroup.pdf
経済指標でいうと、中国はちょっと悪い感じになっていて、日本はもっと悪影響が出ている感じがあります。
日本の場合、世界一の景気敏感的なポジションになっています。もともと企業の収益も輸出に外需に頼る部分が大きかったのですが、国内の消費も旅行者頼みということは・・・・。これまでよりももっと景気の振れが大きくなる可能性もあります。
中国語の先生に聞いた話では、中国人の人たちは思っている以上に日本の不動産を買っているようですが、直近、中国人観光客の伸びが悪くなるとともに、いきなりマンション販売が低下したのを見ると、その辺の影響が大きいのかなぁと思われます。
一時的な動きだと良いのですが・・・
2018/8/11
日本人としては日米の貿易交渉がどうなるかと震えて週末を迎えましたが、9月にまた交渉しようということでまとまったようで、ひとまず胸をなでおろす展開となりました。
しかし、トランプ大統領はどうして2国間交渉を望んでいるのでしょうか?その辺調べてみたいところではあります。多国間の貿易協定は、私のイメージでは全員で同じ条件を飲むという感じなのかと思っていますが、もしかしたら、強い国は不利な条件を飲まされるとかあるのかもしれません。
株式市場の参加者は一安心といったところですが、トルコリラのメルトダウンはちょっとシャレにならん感じもあります。
トルコがテロへの関与から、米国人の牧師の身柄を拘束し、それをやめろとトランプ大統領がいい、いうことを聞かなかったのでトルコに対して制裁を行いました。そして、昨日、追加でトルコから輸入する鉄鋼とアルミニウムに関税をかけると発表したところ、トルコリラがとけるように下落していきました。
欧州系の銀行がトルコへの融資が多いって話で、またも出てきたパンデミックリスクって感じです。夏休み期間中にやめてほしいですねーってところですかね。
日米貿易協議
トルコに関してはこの記事がまとまってて分かりよいです。
www.nikkei.com
夏休みなのでゴルフだけしてるかと思いきや、色々起こっています。支持指数は-11と前週比で低下しました。
足元の支持率の動き
今週は弱くなりましたが、レンジな感じです。
就任来の支持率の動き
まとめ
今週は支持率が下げる週となりました。これまで継続的に見ていると、ある程度下げると戻し始め、ある程度戻すと下げ始めるという感じがします。
これはトランプさんの行動が直接影響しているというよりも、回答者の気分な部分であり、それゆえ他の調査では移動平均にして支持率を見てたりするのかなぁと思います。
今週からはちょっと実験的に、以前の記事に更新を追加していくという形を実験してみます。

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