
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
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ホリエモンがライブドアを率いて話題になったのは十年以上前で、結局よく分からない理由で捕まった。
その後もホリエモンは色々なことをやって突っ走ています。その源となっているであろう、多動力について書いた本が、アマゾンのプライムリーディングにあったので読んでみました。
プライムリーディングというのはamazonプライムに入っているだけでいくつかの本が読めるというものです。アンリミテッドとかみたいに読める本が多いわけではないですが、結構面白い本も多いので、お勧めです。
というか、プライムに入っていると音楽も結構聴けるし、ドラマも見れるし、本も読めるし良いことづくめでこれが3,900円とか割安すぎるやろーって感じです。
本に関して
ホリエモンに関しては否定的な意見を聞くことも多いが、はっきりとモノをいう人ってのは嫌われるケースが多いので、多分それに当てはまるのだと思う。あと、年行った人は結構無茶した人を嫌う傾向にもあるし、そんなものなのかもしれない。
この本では、まず一つのことに詳しい人は多いけど三つとなると少なく、三つくらいの専門を持っているとレアな人材になれ、世の中から求められるという話がなされ、その後、どうやってその専門を持つかという話とそれをどう生かすかという話が書かれています。
僕は中でも質問力という話に関心を持ちました。色々なことに詳しくなるためには、質問力がないといけないという話なんですが、ホリエモンの講演会なんかでも質問力のない人が多いとこのこと。
多くは自己紹介をしてるだけだったり、論点が滅茶苦茶だったりするそうだ。
ホリエモンは論点を整理して、質問したい点を絞るようにということを述べている。
わたしも質問力がなさすぎるので、この力を身に着けたい。このホリエモンの回答を読んでいると、短時間の情報処理能力が必要であるということがまず一つ、それをもとに質問を作るという力の二つが必要なようだ。
本には
質問力を上げるには「明確に簡潔に聞きたいことだけを聞く」を心がけるといいだろう。
とあります。確かに複雑に考えている時点で、あまり分かっていないという証拠であるのかもしれない。そしてシンプルな質問こそが本質を突くのであろう。
結局シンプルに色々なことを知って色々なことやりたいというのがホリエモンの根本にはあるのだろう。そして、脳の構造もそのような処理能力を備えているのだろう。
本自体もシンプルで、分かりやすくいくつかに分割され、フレーズとともに頭に残るようになっている。何か一つは学びがある良い本だと思う。