近頃、以前に比べて多くの人とお会いするようになりました。そうすると痛感したのが雑談力の差でした。
もともと閉ざされた空間にいたもので、人と話すこともなく生活していた私は、エレベータ内の無言の時間も全く気にならないものでしたが、多くの人にとってはそうではないようだとはうすうす勘づいていました。
しかし、人にお会いするようになると、そのような空間で距離を詰めて、仲良くなってしまう力のある人とない人のその後の展開の違いを感じるようになり、その力の重要性を感じました。
そんな環境下で、プライムリーディングでこの本を見つけたので読んでみました。

- 作者: 安田正
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: Kindle版
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もくじ
雑談力を身につけよう
さて雑談力の話ですが、雑談の目的が掲げられます。それは「良い印象を残す」と「相手のことを知る」ということです。
せっかくの労力を使って悪印象を与えたり、特に何の印象も与えないのは超一流ではありません。そのためには一分を短く、リズミカルに、オチのある話を!という目標が掲げられます。
印象に残ったのはそのような話を5つくらい持って、3かいくらい話す練習をしておくということです。しかも話はちゃんと題材の入れ替えを行うようにということです。
うむ。確かにそこまでしている人はいないし、それだけで大いに盛り上がれそうです。
あと、雑談を行う目標を持つことも重要です。だた話をだらだらと展開するだけではいけません。例えば初対面の人と距離をつめたい場合、そのような方向に話を持っていけるようにしましょう。
話題
話題はあまり思想的なものでなく、軽いものが良いようです。
天気とか、ニュースとか。ヘトヘト証券のやり手の人は必ず日経新聞の話題から入り、こういうのはどうですか?みたいにされていました。話題がない時はどうするかって?電話しないようです。
ゲハゲハ笑える話題は、距離をつめてそのようなことが好きだとわかって枯らした方が良いようです。
話を聞く
重要なのは話を聞くことです。これは自分の思う方向に話を持っていくというのにつながりますが、質問してその人に話してもらって、その人を知るということが雑談の役割です。
私のようなたまにしか話をしない人は、マシンガンのように話して満足しますが、それではいけません。
また雑談をするかどうか、人を見て選ばなければいけないということも書かれていました。例えばホリエモンとかイーロンマスクみたいな、ビジネスの時間に効率性を求めている人に雑談をしていては、「はい、じゃあね」とされてしまうので、雑談はあまりしない方がしない方がよく、つながりを重要視する人には雑談も重要であるということです。
まとめ
自ら話す時間は短くすることを意識しながら、しかしその短い時間で空いての印象に残るように話を準備しておくということを意識しないといけないようです。
今なら暑いですねーから切り込んでいくべきですねー。