OSC KYOTOに行ってきました。
OSCというのはオープンソースカンファレンスの頭字語というやつで、ア何とかだったなあと思って調べたら、アクロニウムって出てきたけど、これは頭字語を単語のように読むやり方で(例えば OPEC:オペック、MACD:マックディみたいな)、普通に略してアルファベットで読む場合はイニシャリズムと呼ぶそうな。勉強になりました。
オープンソースって何?ってところはたぶんですが、中身がみんなで見られるってことだと思います。
で会社が作るのではなく、みんなで協力して作っていきましょう見たいな感じです。
行ってみたのは2回目なのだけれど、前あんまり何やってたか覚えてなくて、娘がオライリーのTシャツを抽選でもらったことしか覚えてなかった。しかし、色々と面白い講演があったので、今後はぜひ参加したいと思いました。
聞いた講演
講演を聞いたのは都合ふたつでした。すまない。折からの決算シーズンで株の取り引きもやっている私としては、そっちの方が重要視される季節となっておりまして、前日全部見切れていなかったので・・・
でもめっちゃ面白かった。スケジュールは下のリンクを見てもらったらよいけど、色々聞きたかったなぁ。スケジュールを確認したのも11時くらいだったってのもございまして・・・
PowerShellで切り開くExcelの新しい使い方
さて私は通常、エクセルとPythonを組み合わせて使っているのですが、データはエクセル上に載っていて、その処理をPythonでみたいな感じの使い方をしています。
スクレイピングしたらcsvにするのだけれど、まぁエクセルも便利だったりするので残っています。
Powershellはたまにファイルをいじくったりフォルダを作ったりという感じ。あとjupyter notebookを立ち上げる時にも使うかなぁ。最近はgit bashだったりするけど。
まぁそんな感じで、使うツールの話を聞けるということでちょっとおもしろそうだなーと思って参加してみたところ、これがめちゃ面白かったです。
まず、講演者の方が東京の方でSESというのをやっておられる方でした。企業に常駐して炎上案件の火消しを行われるそうです。知らなかった。
正確にはシステムエンジニアリングサービスで契約期間、何でもやるというサービスなようです。
で、いきなり持ってこられたPCが映らないことが分かりました。しかし、このようなことで動揺しているようではSESは務まらない。極めて冷静に対応。
会場の方も慣れっこなのか極めて冷静に対応されていました。しかし、中々映らないので、ハーモニカを吹き始めるパフォーマンスもありました。凄い。
そんなこんなで始まりましたが、内容はexcelをPowershellで制御しようとして爆死したというものでした。フレームワークを作ろうとしたけれども、エクセルは思いのほか複雑で、コマンドラインだけで制御するのは難しいということでした。
多くの学びがあったので書いておくと、
情報の一元化とか言われているプロジェクトは炎上する。
万能化エクセルは駄目==>一つのファイルは一つの機能にとどめる。
まずはエクセルの機能を知るほうが良い
ということでした。写真もあったけれど省略。
初心者のためのビットコイン送金体験とブロックチェーンの構造解説
東京などでブロックチェーンの勉強会も行われ、仕事でもブロックチェーンを行われている小淵さんの講演。
ブロックチェーンについて語る時、時間が40分とかだと短すぎる。私もよくわかっております。なので、送金体験に重きを置かれたものでした。
ビットコインはオープンソースだというような話と本番のネットワークとテストネットワークがあるということを説明し、ウォレットのダウンロードスタート。
で、設定、蛇口からのテストネット用ビットコイン入手、参加者同士で送金するという流れでした。
携帯の回線の弱さか、はたまたウェブの弱さか、どれも時間が結構かかっていました。超強いWi-Fiが日本のどこでも飛んでいる状態に早くなってほしいものです。
そこで時間終了となりましたが、ビットコインでサクッと送金ができるということが分かったのではないかなぁと思いました。
日本暗号通貨ユーザー会京都支部というのを立ち上げておられるようで、また何かあったら協力させていただいたり、参加したりしたいなーと思います。
ウェイウェイがなくなってもなんだかブロックチェーンのつながりが増えていくのが面白いなと最近感じております。はい。
決算に必死で(自分の会社と株式投資)何も情報が見られてなあったのですが、お誘いいただきありがとうございました。
昼食
一つ目が終わったのが13時、ビットコインの開始が15時15分、その間講演も聞かずに何をしていたかというと、昼食とスタンプラリーその他展示を見ていました。
ラーメン日本一
以前、リサーチパークに行ったとき、それまでも気になっていた看板が存在することに気づきました。「ラーメン日本一」
そう、以前は京都の北の方にあったはずのラーメン屋さんでしたが、その場所には存在しなくなり、行方が分からなくなっていたのですが、何とリサーチパークの近くに移転していたのです(多分)。
これはチャンスということで、ラーメンを食べに行きました。有名なのはど根性ラーメンという、デカ盛りのラーメンです。
ということでドーン
比較対象がないため大きさがわかりにくいかもしれません。普通盛りの三倍ということで食べるのは相当苦しいですが、1200円と良心的な価格。スープはピリ辛みそで、辛さも調整可能でした。うまかった。また行く機会があったら是非行こうと思いますが、ラーメン食べるとめちゃ体重が増える気がしてあれですな。まぁこんなでかいの食べていたら太るのも仕方がないか・・・
スタンプラリーその他
スタンプラリーはいろんなブースを回って全部スタンプが集まれば、ポーチ的なものがもらえるというものでした。ブースが色々あるのですが、子供も楽しめるようなものもありました。あと、IT名物ステッカーも取り放題なので、子供は楽しそうでした。あと、人形ももらえたり、どの動物に似ているかとか判定してもらったり、クレーンゲームでアメをもらったり。
アイロンビーズをやれるコーナーもあったのですが、そこは16進数の暗号を4指数に直すと絵が出てきてそれを作るという、なんとも考えられた仕組みのアイロンビーズコーナーとなっていました。幼稚園児のうちの子には結構難しいなと思ってみていましたが、やり遂げたようで、面白いことであれば何でもできるのだなぁと感心しました。その方は学校でプログラミングなどを教えられているようですが、こんな感じで工夫をする先生がいたら、面白いものになるのだろうなぁと痛感しました。 ま、プログラミング以外の授業でもそうでしょうが。
アンケートを書くとくじ引きができました。前回Tシャツを引き当てたうちの娘は、今回もまたしてもTシャツを引き当てましたが、今回は私にはくれず、小さめのものをもらって自分出来ると主張していました。でかすぎだと思うのですが・・・
まとめ
こんな感じで色々と楽しいところでした。懇親会もあったようで、次回は参加してオープンソースの達人たちとつながりが作りたいなーと思いました。
あと、最近教えてもらったのですが、発表資料に関してはPowerPointとか依存性のあるものでなく、Gitpitchで作るのが良いです。githubにおいておけば、だれのPCでも資料が使えます。
GitPitch - The Markdown Presentation Service on Git.

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