さていろいろな人がおすすめしているシリコンバレーを見ました。
確かにおすすめです。その理由は・・・三つの視点で見ることができたからかもしれません。
普通目線
さて、amazonプライムで話題のシリコンバレーを見ました。
どんな話かとあらすじを述べると、主人公はファイルを圧縮するとんでもないアルゴリズムを作り出し、そのアルゴリズムを生かして、パイドパイパーという会社の運営をはじめますが、如何に??という話の内容です。
ドラマの展開的には、そのアルゴリズムが飛ぶように売れて、主人公が大きな家に暮らしてってわけではなく、主人公たちはシーズン4も終わったというのに、最初の家から出られていない状態です。
ドラマの中に、巨大テック企業が出てくるのですが、その企業なんかが高値を付けたアルゴリズムだったのに、いまだに主人公たちはアジュールの代金すら払えなくなっています。
そんな中でもがき苦しむ主人公たち。最近のシリーズではモラルが完全になくなってきて、もはや犯罪行為に走ったりしています。これは、ピンチに陥った起業家はこんな感じになるのだろうなと思わされました。
そんなこんなで、普通に見てもかなり面白いドラマだなと思いました。他のドラマと違い、一話が30分になっているのも見やすいポイントかもしれません。4シーズンあってもほかのドラマより早く見られます。
投資家目線
投資家の目線を鍛えるためにもこのドラマは良いのではないかと思います。
先にも述べたように、この主人公が作ったアルゴリズムはとんでもないアルゴリズムなわけですが、中々商品としてうまく行きません。
これは多くの期待された商品に対しても当てはまると思います。多くの期待されたものの中で残るのは一握りなのでしょう。
株式市場を見ていても、技術的にとんでもないと、初めに高い価格がつけられることがあります。
しかし、時がたつにつれ、その技術は特別でもなくなり、凄かったはずの企業も何もできなかった企業として終わりを迎える。
そんなことが多くの場合当たり前におきています。とんでもないものが計画通りとんでもなくいられる確率というのはおそらく、とんでもなく低いのでしょう。
そのために賭けられる自分のお金はどれくらいなのか?というのを投資家の場合、考えるべきかもしれません。
例えば、ユニクロに最初に投資していればーという話と、それに自分が投資できたのがどのくらいの確率だったのかみたいなことを妄想してみるのも一つかもしれません。
起業家目線
起業家目線で見るとどうでしょうか?
最初の方に多くお金を集めたものの、経営がうまく行かなかったベンチャーがありました。確か主人公の友達だったような。
たぶん多くがそうであり、タフな世界なのでしょう。
また、先にも触れたように、シーズン4は主人公たちもモラルハザードを起こしている感じでした。うまく行かないとそんなものなのでしょう。そうなる前に手を引くべきとか考えがちですが、多分、物事ってのはそうなる前に手を引いてうまく行くものではないでしょうし、その辺の狂気的なところまで行って、やっと何かの形になるのかもしれません。
というわけでチャレンジが重要でしょう。
まとめ
というわけで、普通に見た感想と、投資家目線、起業家目線といくつかの目線で感想を作ってみました。
たぶんこのドラマは色々な見方ができるから面白いのかもしれません。ちなみに技術の話題も時折出てきて、シーズン4は私が大好きな分散技術でした。
ちなみに、このドラマの準主役的な、主人公たちのオフィスの持ち主のアーリックですが、他のドラマにも出てきていました。そのドラマではなんとカメオ出演でどうも、本職はコメディアンだということでした。
TJミラーって名前で、映画なんかでも活躍されています。あの弾丸トークは凄いなと思ってたけど、やはりという感じで。ちなみにそのドラマは、コメディアンのドラマで「CRASHING」というタイトルでしたが、途中で終わっていました。続きまだかな・・・ 。あとデブではなかった(TJミラー)
というわけで、シリコンバレーは普通の人にも投資家にも起業家にも必見のドラマでおすすめです。

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