昨日、ツイッターを見ていたら以下のようなツイートが流れてきました。
Today I am sharing our understanding of how debt crises work and how to navigate them well in a new book. If you're interested in learning about why I decided to write the book as well as some key takeaways you can expect from it, read the article below. https://t.co/p7Z648fWNa
— Ray Dalio (@RayDalio) September 10, 2018
ちなみにRay Dalioは世界最大のヘッジファンドである、ブリッジウォーターの創業者です。
最近話題になったリスクパリティという運用方法は元々はRay Dalioさんの個人資産を運用するために開発されました。
今年の二月にもサムゼルの本の同じところを挙げていますね。
先ほどのツィートは負債危機がどうなっているかわかる本を書いたし、リンクトインに記事も書いたよということでした。本のタイトルは「A template for understanding BIG DEBT CRISES」です。
前に書かれた本である「Principles」を読むと、ブリッジウォーターが長年、景気のサイクルやバブルとその崩壊なんかについて調べているということを知ったのですが、その研究成果が知れるというのは、相場に関わる人にとって興味深いと思います。
また、PDFですが無料でも手に入れることができます。
でさっそく、PDFを手に入れてKINDLEに送ろうとしたのですが、どうもファイルのサイズが72メガと大きく、グーグルのメールはいや「うちのクラウド使えよ」みたいな感じで送って送れなくて、あえなく断念しました。
まぁ、グーグルドライブに入ったということは全端末で使えるのですが、英語の長いのを読む場合、分からない単語の検索がKINDLEだと楽ですよね。
勿論、まだ本はこれから読むところなんですが、リンクトインのリンク先にも興味深い記述が。3の部分に書いてある話なんですけど、負債による危機には二種類あってインフレ的なものとデフレ的なものがある。外貨で負債を調達している国の場合、負債による危機はインフレとなりやすい。と書いています。日本の場合、自国通貨による調達だからデフレ的なのか?なんて思ったりしますけど、多分日本のケースも取り上げられていると思うので、詳細はまた本を読んだ後にでも書こうかななんて思います。
しかし、次の本は「Principles」の経済と投資編かと思っていましたが、いきなり違う種類の本が、しかも、負債の膨張が注目されるところで出てきたというのは面白いところです。
今日は朝からCNBCに出られていたようで、また明日にでも記事を読みたいところではあります。
しかし、Principlesは日本語化中々されませんねぇ。まぁ、英語で本を読む良い機会かもしれませんが。長い本ですが、自己啓発に良い本だと思いました。

- 作者: Ray Dalio
- 出版社/メーカー: Simon & Schuster
- 発売日: 2017/09/19
- メディア: ハードカバー
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