隗より始めよ

今後はいろいろ考え始めます。

アップルの汗と涙の結晶、iPhoneの価格付け動向を調べる

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朝起きてツイッターを見ると「iPhone高いわ〜。」という論調が目立ちました。

そこで気になったのがアップルの商品の値段の付け方です。世界最高の時価総額のアップルの値付けは、今後我々が世界に出ていくときに知っていると役に立つでしょう。日本みたいに何でも「安うしまっせ」では儲けられません。しかし、高すぎて売れなかったら、クック船長は株主から怒られるでしょう。

というわけで、クック船長の汗と涙の結晶である、iPhoneのプライシングを調査しました。使った価格はその時の普通とされるスペックの一番容量が少ない商品です。



新しいiPhoneの価格

昨晩、新しいiPhoneが発表されました。機種は三種類でした。

iPhone XSが今までの普通のiPhone、iPhone XS Maxが大きいやつ、iPhone XRが安いやつという感じです。

お値段は以下のようになっています。
iPhone XS : 64GB 112,800円 / 256GB 129,800円 / 512GB 152,800円
iPhone XS Max : 64GB 124,800円 / 256GB 141,800円 / 512GB 164,800円
iPhone XR : 64GB: 84,800円 / 128GB 90,800円 / 256GB 101,800円

お値段もチャレンジングな値段になっていますね。これは・・・、携帯三社がどんな価格プランを出してくれるのか楽しみです。2年縛りってのがありますが、この値段を見ると、普通に格安スマホ+携帯代ってやるよりも、2年契約したほうが良さげですものね。

とか書きながら、私はアンドロイド(サムソンのGALAXY S8+)を使っているわけで、そんなにiPhoneに興味があるわけではありません。4SまでiPhoneだったのですが・・・。って何年前やって感じですねw

価格の変遷が知りたかった

というわけで興味があるのは、価格の変遷なのでした。朝に価格を知って思ったのですが、iPhoneの価格って世界の物価の変遷を表してるかもしれんなと。

日本はデフレなので素直に「うわー、高いわ〜」って感じでしょうけど、なんつうか世界のお金持ちはまぁ携帯ってこんなもんだよねって出す、インフレ+お金ジャブジャブの影響を加味したプライシングになっているのではないかと。それを確認しておくのは面白いかなっていうのと、いつまでもデフレ感覚でいないで、そのへんの感覚も身に着けておかないとなと思ったのが今回の調査の動機です。

しかし、変遷を取るのは難しかった

そう、初めの方はキャリアと2年契約して199ドルですみたいな感じでやっていたから、正味いくらアップルが取っていたかわかりにくいです。価格の変遷はwikipediaのiPhoneのページから取ってきたものを下に貼り付けましたので、参考にしてください。

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アップルが販売価格を提示するようになったのは、iPhone 6からで、その時のもっとも容量の少ないモデルで価格は649ドルでした。iPhone6の発売は2014年の9月でした。

ちょっと参考になるかなと思うのは、2007年に最初の出たiPhoneの価格である499ドルというやつかもしれません。多分はじめのはじめは、売れるかどうか分からなかったので、キャリア側もアップルの訳分からん電話を売るために、お金も出さないだろうし、アップルは安くは売らないだろうから・・・。

価格を推定してみる

その後の6が出るまでの価格変遷は推測も難しいですが、とりあえず、差額を最初のiPhoneが出た日数でわって、日毎のiPhoneの価値の増加を計算して、推定価格を作ってみました。文字列ではわかりにくいので式にすると・・・

(649ドル(6の価格) - 499ドル(初代iPhoneの価格)) / (6の出た日 - 初代iPhoneの出た日)
150 / 2639 = 0.0568....

そうすると一日約6セント増えてるということが推測されます。そこから推定価格を作ると、iPhone 3は520ドル、3GSは540ドル・・・みたいな感じで下の表のように値段が作れます(estimated priceの列を見てください)。

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そこだけでは信頼性が低いので、その線を今朝発表されたXRまで伸ばしてみると、まぁ、そんな感じで価格付けしてるのかもなーというのがちょっとだけ分かります。案外間違ってもなさそうに思えます。

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価格の増加は%ではないので、良心的かもしれないですね。

まとめ

というわけで、一日約6セントは年20.7ドルくらいなので、初期は1年4%、8からXRは年3%くらいのインフレの世界でした。先進国のインフレ目標2%から考えるとちょっと高い伸び率かもしれませんが、アメリカのインフレ率は年率2.8%とかなので、驚くほどでもなさそうです。

クック船長が「お前ら、わしらの商品がインフレ率よりも価格が上昇していないとは何事だ」ということで、怒りの鉄槌をおろしたというのが、ここ最近の価格引き上げピッチの上昇かもしれません。

今回比較したのが、有機ELを使ったものでないので、「こんなもんだよね〜」って感じですが、有機ELスマホ価格の比較にすると足元、ドーンって上昇しているので、今回のモデルは当てはまらなくなりますが、それも%の伸び率にするとフィットするのかもしれませんね。

あと、好景気の時にググっと値段を引き上げておいてというのも最近の価格上昇が表しているのかと思います。調べてみると価格戦略って面白いなと思いました。

ちなみに僕はアップル製品に関しては、MacBookProとiPad Proを持っていますが、iPad Proでちょっとしたメモをしたり、本を読んだり、新聞を読んだりという使い方がおすすめです。メモするペンは必須です!

Apple iPad Pro Appleペンシル/MK0C2J/A

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