ラスムッセンによるトランプ大統領の支持率は前週末比変わらずの-7となりました。
11月の中間選挙を前に人びとの心もトランプ大統領に対する忠誠を取り戻し始めたのかもしれません。
10月はどれくらい支持率が上がるのか注目したいところです。
今週は日本人的には安倍首相との首脳会談、それと貿易交渉が注目材料でした。
結局先週も述べたように、2国間交渉を始めるということでトランプ大統領大満足という感じで幕を閉じ、でも交渉が決まるまで自動車関税もいじくらないということも発表されました。
ップ。結局二国間かよと私なんて素人は思っていました。
しかし愛読している溜池通信のかんべいの不規則発言の9月27日分には以下のようにありました。
○日米首脳会談、うまいこと誤魔化しましたなあ。とりあえず次に安倍さんがトランプさんに会うのは、12月のG20ブエノスアイレス会議までないでしょう。それまではほっといて良さそうです。ライトハイザーUSTRは、米中やNAFTAの交渉が忙しくて、当分は日米物品貿易協定(TAG)なんぞには手が回らないでしょうから。
○この手口は7月にEUが使ったものと同じ。トランプさんと差しで会って、「バイで関税交渉をやりましょう。その代わり、交渉期間中は自動車関税はナシですよ」と持ちかける。でも、その後は何もしていない。それでいいのです。だってトランプさんが忘れてくれるから。思い出されると面倒ですが、ほかにも厄介な話がたくさんあるのですから。
なるほど。トランプ大統領は長期的な展望がないからとりあえず、収穫を渡せば満足してくれて当面は攻撃されないということで、その修正を上手くみんな使い始めたということなのですね!
為替の動きも以下のように書かれています。
○ついでに言えば、共同宣言に「為替」の文言が入らなかったことも成功と言えるでしょう。そっちは麻生=ペンスの日米経済協議の範疇、ということになるのだと思います。結論として、「上手なトランプ捌き」だったと思います。
なるほどなるほど。こういうわけで、最近の円安なわけですね。
というわけで良かったよかった。日本の官僚様グッジョブという感じですね。そのほかに関してはブルームバーグの"Tracking the Trump Administration"をご参考に!
https://www.bloomberg.com/features/trump-daily/
統計データはラスムッセンのサイトのものを使ってます。