さて、株価は急落、日経平均は22,000円を割り込む勢いです。飯がまずい。
目先のことはおいといて、約1年後に控える消費増税に関して過去、株価がどのように動いていたかを調べてみました。
FREDには日経平均株価しかなかったので、使用した指数は日経平均株価です。
長期的な日経平均株価の動向
1985年1月から2016年4月までの株価動向は上のようになっています。株やっても幸せなんてなれません。
消費税に関してのメモ
さて、いつ消費税が導入されて、どのように引き上げられたか覚えている人なんてまずいないでしょう。
調べによると以下のようになっていました。
1989年4月1日 消費税導入 税率3%
1997年4月1日 消費税引き上げ 税率5%
2014年4月1日 消費税引き上げ 税率8%
2019年10月1日 消費税引き上げ予定 税率10%予定
調査結果
青の点が1989年の消費税導入のときのグラフとなります。x軸は4月1日からの日数で、左に行くとマイナスになり右に行くと数字が増えます。数値は消費税導入当日から何日という感じになっております。当日がゼロとなります。1989年だけ4月1日の消費税導入の日は株式の取引がなかったようですので、取引のあった4月3日を0日としました。
導入、もしくは引き上げ当日を0日とし、株価は比較しやすいようにその日を100としました。青が1989年、緑が1997年、赤が2014年となります。これを見て言えることは3回ともパターンが異なるということでしょうか。
共通しているのは最初の2回で100−200日後に株価が弱くなっています。これは増税により、消費が弱くなった影響が出ているのだと思います。逆に2014年はそこで株価が上がっているので、政府の消費増税に関する対策がうまくワークしたということが言えそうです。
まとめ
増税に関してはうまく研究されており、対策は抜かりなく行われそうです。しかし、世界の景気に引っ張られる我がジャパンですので、時の運的な部分もありそうなのでねぇ。。。なんとも言えないところですね。

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