週末新聞を見ていると「えっ」と思わされるニュースがありました。
預保機構ってのは銀行がつぶれちゃったときに、預金を返せない場合それを肩代わりする機関です。そのために銀行たちが資金を積んでいるわけですが、記事によると使う見込みがないとの理由で国庫に納入されるとのことです。
記事によると利益余剰金が1兆6千億円になっているとのことですが、まぁなんというか、これって国のお金なのかってところの資金を使うってのが恐ろしいなと思った次第です。
それに絡んで預保機構にいくらくらい救済用資金が積まれているのかちょっと見てみましたが、預保機構のサイトではそれがどこにあるのか分かりませんでした。
お金が余っているのであれば銀行に返すのが本来的な姿かなと思うのですが、そうはならないのが怖いところなのかもしれません・・・
この機関て誰のものと思い見てみましたが、当初は一般勘定に政府、日銀、民間銀行が3分の1ずつ出資、その後政府が他の勘定にたくさんお金を入れたというもののようです。
預金保護のための資金がいくらあるのか?それはよく分かりませんが、多分結構積みあがっているんでしょうねぇ。
使わないから使うってのはちょっと怖くて、現在みたいな経済好調時に、危機時に使う資金に関して使わないから大丈夫ってのは、危機になった時の資金ショートにつながりかねないので怖く、また、そういう資金を使うのが当たり前になってしまうと、気が付いた時にはなかったみたいなことが起こりかねませんので、とりあえずこういうことが起こっているということはしっかりと脳裏に焼き付けておかないといけないなーと思いました。
そうして、今日ニュースを読んでいると以下のような記事がありました。
最近のブルームバーグの日本語記事は翻訳が全然ダメな感じしかないですね。翻訳ソフトに変えたのか、翻訳ソフトを変えたのか、なんかそんな気がします。
まぁ日本語のマーケット小さいし仕方ないですね。
という話は置いておいて、日本の銀行がCLOというものをたくさん持っていてですねーって話です。ちょっと前にも日本の銀行が海外で貸し出しを伸ばしていてですね見たいな話をしていましたが、元気な銀行は日本の銀行位なので、そうなっていますが、なぜかパッケージになった商品を買って、それがなんかまたちょっと怪しげなものなんで、リスクがちょっとどうなっているかよく分からん見たいな状態になってしまいます。
パッケージでやるってのはたぶん、邦銀は現地での営業力はないが、お金はあるためそこにある債権を全部買ってしまおうだったりが理由だと思うのですが、そうなるとまた、手数料ビジネスが跋扈しみたいな流れを作ってしまう可能性が高い。そうして、なんか吹き飛んでしまったけど、預保機構にはそれを補填するお金はなかった的な良い話になる可能性も大いに含まれているので、ちょっとこの二つの流れは注目しておきたいところです。
預金者としてどうするべきかというのは難しいところですが、運用に回らない当座預金を作るとかも一つ手かなぁと思ったり、分別管理である証券会社にお金を置くとかが良いのかなぁと思っています。毎日使うお金はちょっと分散しておいておくのが良いかなぁと。
下のやつは現在読んでいます。

NEXT GENERATION BANK 次世代銀行は世界をこう変える (blkswn paper vol. 1)
- 作者: 若林恵,黒鳥社
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/12/11
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る