Pythonと本と子供と雑談と

いつからはじめても遅くない

はんなりPythonの会の発展に関して考えていること

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私は、はんなりPythonの会とブロックチェーン京都という勉強会を運営しています。

どちらとも緩い勉強会のハズが、進めていくとガチな感じになってきて、様々なニーズに答えるのって難しいことを思い知らされたりしますが、今後やっていこうと思うことを書き記したいと思います。

あとタイトルははんなりPythonの会の発展と書いていますが、勉強会とかコミュニティー活動に関して考えていることが内容となっています。

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はんなりPythonの会結成の背景

はんなりPythonの会はルビーのビールの会で、その会も終わろうとしているときに偶々出会って話した3人が京都に住む人だったことから、京都は勉強会ないよねという話から、勉強会を作ってみようなんていって始まった、そんな会です。

実は3人共Pythonに詳しいわけではありません。僕はもともと金融系のお仕事をしており、それでちょっと使っていた程度。MasaさんはPythonに全く触っていない。ekuniさんもちょくちょく使う程度だったんですけど、私がPythonくらいしか使えないので、それでとりあえずやってみましょうという感じになってはんなりPythonの会を作りました。

運営を複数人でやるというのはその後のブロックチェーン京都にも引き継がれているんですが、一人では定期開催とか結構難しいと思ったので、複数人での運営というかたちは良いと思います。また、男性二人、女性一人という並びになったのも良かったと思います。(現在はkunaiさんにも運営に参加いただき運営は4人)

多様性(Diversity)

f:id:mazarimono:20181222102717j:plain その理由はやはり多様性という面です。残念ながら女性の参加者があまり多いわけではありませんが、それでも運営に女性がいるということで、参加しやすくなるかなぁと思っています。

あと、コンパスには当初から募集欄に英語を併記するようにしています。これも多様性を求めてのことなんですが、残念ながらまだその多様性が勉強会で見られたことはありません。

しかし、コミュニティが成長していくには(もちろんもっと大きな社会という枠組みでも)多様性というのは非常に重要であると思います。なので、現在の年齢20歳から60歳の身長160−180センチの日本人男性という、全く散らばりのない参加者構成に少しでも多様性をもたせられるようなことを行えればなと思っています。

持続可能性(Sustainability)

f:id:mazarimono:20181222103353p:plain サステナビリティってのは最近良く聞かれる言葉です。まぁ何でも無理せず継続していけるようにするってことですね。この会で言えば、運営を増やすことにより、今後、他の展開、例えば初心者向けの会を行うとかデータ分析専門の分岐会を行うとかなっても、運営に負担を感じなくなるようになっていけるようにしていることなんかはそれです。あともう一つの理由はしたので述べます。

最初に話したように、京都ってテクノロジーの会社は多いのに、勉強会は少ないという事実があります。これについてはMasaさんにちょっと質問してみたことがあったんですが、その回答が興味深かったのでシェアします。僕の理解なのでちょっと話は変わってしまっているかもしれませんが。

昔、京都において勉強会は結構開催されていたようです。えーまじか。しかし、それをやっている人たちの年齢が上がり、家庭ができたり、仕事がみたいな感じで主催ができなくなっていった。そうすると勉強会がなくなった。

「えっ」て感じなんですが、そんな感じの話だったように僕の頭には記憶されています。

これって、ここ最近の日本の問題「事業の承継がなされない」みたいなことや、善意や政府に頼り過ぎな傾向が感じられて面白いなぁと思いました。事業の承継の話で行くと、下の世代が継がなかったからその産業がなくなったみたいな話がよく問題になっていることは皆さんも御存知かと思います。でもそんなことが、コミュニティー活動でも起こっているわけです。

我々はこのような問題も解決していきたいと考えています。

コミュニティー活動(Community)

f:id:mazarimono:20181222102946j:plain コミュニティー活動ってのは非常に興味深いことで、例えば、退職後行くところのないサラリーマンだったお父さん問題とかって、結局所属するコミュニティーが会社一つしかないから起こるわけであって、それ以外に属する所があれば、退職後も人生を楽しむことが出来る、そんなことをサポートするってのが出来て非常に面白いと考えています。

そう考えると忙しいからってコミュニティー活動ができなくなるようなことは良くないですよね。私の周りでも、子供が生まれてこれまでの趣味のつながりを失う人が多いのですが、それが出来るような社会の設計というのも作る必要があるだろうと思います。

また、そのようにいろいろな活動をやることが多様性にもつながるでしょう。

Nudge

f:id:mazarimono:20181222103109p:plain 今回のプレゼンテーマ「Nudge」は行動経済学でよく使われる言葉です。これは本来肘で軽く押すみたいな感じの意味で、行動経済学では人々が自発的に、望ましい行動を取るように後押しするみたいな意味で使われます。

例えば、臓器提供の意思表明の選択がウェブ上にある場合に、最初の設定を臓器提供を行うにしておくと、その初期設定を提供しないにしているよりも、提供を選択する人が増える。そんな感じの使われ方があります。

人ってめんどくさがりなので、臓器提供は良いことだけど、ちょっと怖いし、初期設定で提供しないが選択されていると、選択を変えるの面倒とかで、変えないのですが、提供しますが選択されているとまぁやったほうが良いよねみたいな感じでそのままにする人が多い。そんな感じです。

それをまずは勉強コミュニティーが成長するような仕組みを作るのに考えていきたいと思っています。

我々は組織に所属しているわけでもないので、会場も自分たちで探し、内容も自分たちで考えという感じですべて手探りでやってきました。そのため会場を取って、参加者を集めて、内容を作ってというのが案外大変なものだということも、よく理解したつもりです。そのあたりを、今後勉強会やコミュニティー活動を作る人がストレスなく作れ、活動が増えるようなことも後押ししていければと思っています。

このようなことを行うことは、社会活動の活発化にも繋がり、高齢化で活力が失われている、日本の再活性化にもつながるでしょう。

まとめ

このように、勉強会というのは非常に興味深い社会活動であり、それを成長させるという部分もかなりな社会貢献であることがわかってきました。

ここにちょっとかけなかったことなのですが、勉強会の最大の問題は「善意ややる気のみに支えられている」という点があると思います。1時間の発表を作るとすると2,3週間かかったりしますが、それに対する対価は特になくという感じになっています。そしてそれをやってくれている人は、ごく一部でその方の時間と善意によって成り立っている部分は、美徳な面である一方、現在の政府に頼りまくっているが税金を払うのは拒否するみたいな大衆的な行動が現れている部分でもあると思います。そのため、消滅したりするわけですが、なんというかその辺にトークンエコノミーの活用とかってのも考えたりしています。

知識がオープンになるというのは社会の進化の原動力となることは事実です。なので、このあたりの発展を来年は強化していければと思います。