ちょっと前に佐川美術館で不思議の国のアリス展が行われていて、それを見に守山まで行くことがありました。その帰りに琵琶湖博物館についでに寄ってみました。
私は滋賀出身、しかもこの前を通ることも多かったのですが、中がどうなっているのか全然知らず、そういや風車のところに博物館もあったなぁなんて軽いノリで入りました。
しかし、後の予定もあり2時間くらいしかそこにいられなかったのですが、その中は広く、消化不良感が残りました。そのため、再度の来訪を心に誓いました。
公式ページ www.biwahaku.jp
琵琶湖博物館再訪
琵琶湖博物館は琵琶湖の東側、草津とも守山とも言えない中途半端な位置にあります。 京都から行くと、ちょうど一時間くらいでした。琵琶湖大橋を渡っていくか、近江大橋を渡っていくか、議論は分かれるところですが、私は湖岸道路が空いているので、近江大橋を渡って行く派です。
入館料は大人750円です。子供は高校生からお金を取られるみたいです(400円)。うちの子供たちはまだ小学生にもなっていないので、あと最低9年は無料で入れます。
こういうところのお約束、年間パスがあります。年間パスは1,500円です。後述するように、おなか一杯いろんなものが見られて、しかもそんなに混雑していないということで、これは安い!というわけで、年間パスを買いました。
入場
入り口はこんな感じで吹き抜けです。残念ながら行った二回とも天気が悪く、向こう岸が見えなかったのですが、きれいに晴れていると借景が凄そうです。
入ったところには子供が遊べるスペースと大人が調べるスペースがあります。琵琶湖博物館は基本構造として大人も子供も楽しめるように作られています。どちらかというと、大人向けに真剣に作られているものでも子供が楽しめるものといえるでしょう。
大人の調べるスペースには、昆虫、動物などの標本が所狭しと並んでいます。これだけで3時間は見てられそうです。しかもおしゃれなスペース。本などもあり、ここに一日いるだけで1500円の元が取れそうです。
子供の遊べるスペースは色々あって面白いみたいです。なんかザリガニになって餌をとるみたいなワイルドなものがあります。
いきなり2階に行かずに、ここで遊んでいくのがうちの子供の流儀みたいです。でも大人も結構楽しめます。
二階
古代の世界
二階に行くとまずは古代の世界みたいなのがあります。
なんか入り口がこんな感じなんですが、自分で撮りましたが、これって何の写真かよく分かりませんwこんな感じとか石とか、水晶とか色々あります。ここも見始めるときりがありません。
琵琶湖がどんな感じで出来たかみたいな説明もあります。あんま読んでいないので忘れましたが、結構大昔からある湖で、そういうのって珍しいみたいです。大昔からあるから生態系が面白いみたいな話もあります。
化石とかを発掘する作業がどんな流れかをやる場所もあります。うちの子供はここでいつも電話を聞いています(黒電話)。そういやマンモスもいましたねぇ。象かな??
この次は琵琶湖にフォーカスを当てた部屋になります。
琵琶湖と生活
この部屋は真ん中におっき船が置かれています。橋がデザインされていたり、昔の家みたいなのがあったりします。あと漁業の道具とか、こんな感じで魚取ってましたよ的な資料もあります。
子供は一回部屋に上がって、遊んでってのが流儀みたいです。
貝塚なんかもありますが、ここはあまり見ません。次の部屋に移ります。
動物、山、文化、昆虫
次の部屋に行く前にでかい部屋があって湖のいろいろな解説があるのですが、ちょっとそこは見られてません(子供と一緒だとゆっくり見られませんねw)。
その部屋を過ぎると滋賀県にいる動物みたいな感じの部屋になります。カメとかカエルとかいるのですが、カエルが一応出ているのに冬だからか動かないのが面白かったです。カメは片足上げて止まってたりするのがいて、人形かなと思ったら、瞬きしたりで「ほんもんやー」とびっくりさせられます。
その後、山を説明する展示場となっています。
こんな感じで私のにっくき天敵スギ花粉が展示されていたり、
男のことだったら大興奮な土の中の生態系みたいなのがあります。あと、木こり(最近のデンノコ版)コスプレがあって子供は我先にと、コスプレしています。そういえば、2つ目の部屋にも、お風呂に入っているみたいなパネルに顔をはめ込めるみたいなところもあるのですが、子供は毎回行くと顔を入れて写真を撮れといいますwww
次に大衆文化みたいなところがあります。戦後から最近までのはやったものが飾られているところがあります。これは、ちょっとおっさん・おばさんホイホイで、子供たちは駆け抜けていきますが、夫婦で「あ^-、これあったなぁなんて話し込んでしまいます。今回は「モー娘。顔、全然今と違うな」とか話していました。
そこを子供が駆け抜けていっても、次に入れる家があるので、待っているので安心です。そこに上がって昭和なライフスタイルを(もっと前かな?)満喫してくれています。
さて、その次に昆虫、動物ゾーンがあります。
ここにもこれでもかって感じのはく製なんかがてんこ盛りです。抜けると絵が描けるゾーンがあります(結構広い)。
水族館
これが終わり下の階に降りると、最後に水族館があります。最初の写真のやつです。
ここは淡水魚がテーマになっているようで、淡水魚がたくさんいます。淡水魚って地味な印象ですが、一部にはカラフルなものもいるようです。
最も印象に残るのはバイカルアザラシです。なんかアザラシってかわいらしいですけど、これはなんていうかとんでもなくかわいらしい、体型をしています。こいつを見ているだけで来たかいあります。今のところかわいらしく撮れた写真がないのですが、次回以降でチャレンジしたいと思っています。
今回はエサをあげるというイベントがあったのですが、いつもはそれほど混雑しない感ないが、これでもかってくらいで混雑していました。意外に人いるんやなぁ~。
そのほかチョウザメもいたりで、ああこのなかにキャビアが入っているのか~なんて思いました。
このほかビワコオオナマズとか色々いるよ。
微生物の世界
これで終わりと思うなかれ。最後に微生物の世界ってのがあります。
この辺になると子供も大人も疲弊しているので、あんまり見た記憶がないのですが、顕微鏡で微生物を観察できたりします。
あと、疲れたなぁと座れる椅子があるのですが、な、な、なんと、その椅子は微生物をイメージして作られたものなのです!写真はまた次に撮ってきます。
やりました。これでようやくゴールです。
まとめ
これは2時間では見切れないということが分かってもらえたかと思います。
とんでもない量の展示物があるこの琵琶湖博物館、何と入場料、大人750円、子供は高校生から有料(400円)になっています。
昼ご飯を食べれる店が近くになかったりして、しかも付属の喫茶店は1000円くらいとられますが、一日いる予算としては安いものです。
しっかりと展示物に書かれていることを覚えていけば、とんでもない博学になれるプラス、あの大人も調べられるスペースを活用すれば自発的にも学べるし、何なら研究員の方もおられるので、直接質問することもできる、なんて贅沢な場所でしょう。
でも、アクセスはとんでもなく悪いです。公式にはJR草津駅からバスがあると書いており、確かに一時間に一本くらいはバスがあるみたいです。タクシーは20分って書いてますが、日本のタクシーに20分のると多分3000円くらいとられるので、往復で6,000円。高い・・・車をお持ちでない方は電車とバスで行きましょう!
てな感じで、かなり濃い、楽しい場所でした。また行って、内容を足していきたいと思います。

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