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いつからはじめても遅くない

読書 チャイナ・イノベーション

中国凄いというのはよく聞いていて、AIなんかももはや中国ですわーなんて聞いて、グーグル凄いのにそれより凄いんですかいな?なんて思っていました。

で、最近、IOSTというブロックチェーンの会社にお声掛け頂いて、イベントをしたあと、その動向を眺めていても、開発のスピードとか半端ないし、問題だと考えられているところを着実にカバーするようなものを作ったりするその力を見せつけられました。

とにかく、とんでもないということがわかり始めたので、ちょっと詳しめにそのへんに触れた本を読んでみようと思い、まずはこの本を読んでみました。ちなみに現在はアリペイの話を読んでいます。

アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム

アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム

この本ではじめに出てくる言葉が、アリババのジャック・マーの5年前の言葉で、

「時代はITからDTへと移行し始めた」との言葉です。

「日本だと童貞ですとッ!!!www」ってなってしまいますけど、その面白い方ではなく、データテクノロジーのDTです。

ジャック・マーはお仕事をしていてそのへんの重要性を知り、どんどんそれをほっていったという感じなのでしょう。

この本では主にアリババとウィーチャットが取り上げられ、その他にセンスタイムなんかの新興企業が取り上げられます。

それらに共通して言えるのが、技術に向ける資金量が半端ないということです。また、大学との結びつきも描かれています。AIなんかはまさに、これまでの研究の蓄積プラスひらめきみたいなところが必要ですし、日本のように「エアイがー」っていっていきなり入っていこうとしても、fit & predict おじさんを量産するだけであるというのは目に見えてます。

あと出てくる話で面白いのが、アリペイの1秒あたりにさばける処理件数は26.5万件だそうです。

この件数は、ブロックチェーンでよく出てくる話なのですが、早い処理件数の事例として「VISAの6万件」というのがあります。それを示したあとで、ビットコインは〇〇件な話をするわけですが、これからはビザよりもアリババの話を、早い取引処理件数の事例として出さないといけないかもしれません。

こういうのを見ていると、バブルとそうでないかの線引きが見えてくるような気がします。

ある程度金融の加熱があっても、その資金が技術に向けられているのであれば、次に繋がるということです。なので、バブルも意味があったことになりそうです。

日本のバブルは、みんなが不動産と株、ゴルフ会員権に投資しただけで、技術に何も投資しなかったため、何も生み出されなかったし、その後も大変なことになったということでしょう。

その後企業が行ったことは、現金を溜め込み、技術に投資せずという行動です。残念ながらそれでは世の中はうまくいかないというのはわかりきったことだったのかもしれません。

最も大きな日本の問題点は、不明確な法律があると思います。法学部中心世界なのに、法律は絶対ではなく、常に理解が変化します。そのため、飛び出でようとした頭は刈られます。そうすると、刈られるからこれ以外はやってはいかんなぁってなって、イノベーションが起こりにくくなります。

その辺中国は、党の意思に背かなければ良いということが明確なので、今のように技術頑張れ!ってあると、どんどん新たなことが起こっていくということでわかりやすいのかもしれません。

いまテレビを見ていたら中国のブロックチェーンの話しがやっており、思った以上に活用されていることが見えました。もっと頑張って中国語勉強しないとなと思いました。

新ゼロからスタート中国語 会話編

新ゼロからスタート中国語 会話編