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「ニトリ 成功の5原則」を読んだ

ニトリの会長の似鳥昭雄会長の書かれた本の感想です。

日経新聞私の履歴書がこれまでにないほど面白かった似鳥会長。私の履歴書で笑いが止まらないのはあれ以来ないでしょう(今の橋田壽賀子さんのは読んでますが、前回の銀行の偉い人のは途中で読むのをやめました)。

この本の最初に私の履歴書にちょっと触れられています。

何かをする場合には、目的を定めるのが私のやり方です。
この「私の履歴書」では、「自分は落ちこぼれでも成功できたし、実は世の中そういう人が多い。やればできる。自信を持ってほしい」というメッセージを伝えようと思いました。
たくさんの読者に読んでいただきたかったので、毎回「明日はどうなるんだろう」と思ってもらえるような構成を考えました。

サラリーマン社長たちのワシ凄いやろな自分語りと違い、明確な目的があったから超面白くできていたのですね。

お客さんの目をもつ

私の履歴書の話でもそうですが、似鳥会長はお客さんの方に目を向け、お客さん目線で物を考えています。

これは当然といえば当然なんですが、なかなかできないことです。

あと、この本を読んでいるときに思ったのですが、お客さん目線になれるメリットというのは、多様性が自分の中にできるということなのでしょう。多くの目線で商品を見極めたり、方針を考えたりできる人というのは強い。それを繰り返してやることにより、何にでもそれを使えるようになっている!!というのが、私の履歴書で示された力なのかもしれません。

何事でも実は最終的にはお客さんがいるわけで、この視点を持つのは重要です。

なんてことを書くと、色々詰め込んでも訳分らなくなるだけでは?みたいな意見をいただくかもしれませんが、多様な目を持ちながら、最終的に自分で取捨選択して、商品を完成させるという風にするのも重要ですね。

5つの原則

本のタイトルである5つの原則はフランチャイズコンサルタントで、似鳥会長の人生の師である故・渥美俊一先生の教えを、会長の人生と重ね合わせて「どうしたら成功できるか?」という形でまとめたものです。

1 ロマン(志)
2 ビジョン(中長期計画)
3 意欲
4 執念
5 好奇心

が5つの原則です。この本ではその5つをブレイクダウンして似鳥会長が解説していきます。

会長も元々はロマンもビジョンも持っていない人だったそうです。しかし、それを持つようになって以降「やらないといけない」という思いが強くなり、色々と勉強するようになった。似鳥会長といえば、学校の成績は悪く、高校は裏口入学で学生時代の勉強はできなかったようですが、そういう意欲がなかったからなのでしょう。

なので、なんとなく人間も志を持つことにより変われるということなのでしょう。

夢でなく志、最高齢プロフェッショナルの条件の西澤さんの夢は駄目、目標にするに通じるものかもしれません。

今回の場合、ビジョンというのが目標と考えられます。ちなみにこの本ではビジョンとは数字であるといわれます。具体化されたものということでしょう。またそのビジョンは組織で共有されてこそ達成されるとのことです。ビジョンを共有できるくらいまで具体化すること、そしてそれを共有することができないと、ビジョンは達成できないということでしょう。

素直さと柔軟性

似鳥会長の良いところとして、師の渥美先生は「素直さと柔軟性」とおっしゃったそうです。

うまく行っていることでもより良いことがあると、一気にそれを変える。その柔軟性です。普通の人は成功体験を捨てられないものですが、会長はすぐに良いものをコストがかかっても取り込むそうです。

素直さは「いいところだけを取ってきてもダメだ。全部採用しないとうまく行かない」というようなことを渥美先生がおっしゃっていたそうですが、会長は1から順にこなしていくということをされていたようです。

これはよく聞く話ですが、うまく行っているシステムを見てこの部分が私のところによさそうだなんて考えから、それを採用してもうまく行かず、他のシステムからまたちょっとよさそうなものを足して。。。みたいなことをやっても全然だめだということですね。真似をするのであれば全部真似するくらいの勢いでやるとか、部分最適全体最適みたいなこともあったりしますしね。人が見てこれが重要だ―みたいなことでも、それ以外のところであったりします。なので素直に完コピしたりというのもこの事例では重要なのかもしれません。

素直さだけではいけないかもしれませんが、素直な部分を持っていないとうまく行かないということかもしれません。

柔軟性はまさにその通り、うまく行っていることでもそのままでなく、色々試したりってことは重要ですね。

まとめ

うーん。なんかうまくまとめられませんでした。もう一度時間を置いてから再読して、書きたいと思います。

何故まとめられないかというと重要なことがたくさんありすぎて、それを上手く具体化して、つなげることができていないためです。

ここにあげたこと以外にも重要だなーと思ったことをあげておきます。

  • 男も女も度胸と愛嬌
  • 社員の給与水準をあげる
  • 人の長所を見つけ、伸ばす
  • 協調性を持ち、攻撃性もある人がよい
  • 評価をしっかりと行えるシステムを作る

そのほかニトリでは週次の決算システムが作り上げられているそうで、システムもしっかりしているのだなぁという感想を持ちました。

以前、何かの勉強会に足を運んだ際、回転ずしの会社のシステムの方がプレゼンされていたのですが、滅茶苦茶しっかりしたシステムが作られていたのですね。金融業界の話を色々聞きましたが、むー。100年くらい遅れているなと思いましたね。多分小売りのシステムって滅茶苦茶進んでるんでしょうねぇみたいな印象を強く持ったのですが、この本でもそれを実感しました。

とりあえず、再読してまた記事にしたいと思います。この本にも学びがたくさん詰まっています。

ニトリ 成功の5原則

ニトリ 成功の5原則