さかのぼること2週間半前、kindle本のセールで1万円分の本を購入しました。以降、1冊追加購入した後、ぐるぐると本を読んでいるののですがようやく一冊読み終わりました。
一冊追加購入したのはSQLの本です。これまで触れることはありませんでしたが、今後ウェブアプリも作りたいなと思い購入しました。

- 作者: ミック
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/07/11
- メディア: Kindle版
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まだ半額が継続しています。SQLを勉強しようという方はぜひ。
というわけで、一冊目読み終わったのは「オブジェクト指向でなぜつくるのか」です。
オブジェクト指向全く分からない
私は適当にプログラミングを学んだだけで、正直、オブジェクト指向全く分からない。なんか変数使って色々できる!良い。くらいで、まぁ不便もないしという感じでした。
でもちょっと知りたいと思い、この本を購入しました。はい。この選択は大正解でした。
オブジェクト指向を完全に理解したか?といわれると、もう一度本を読みかえさせてください!という感じですが、ちょっとわかったという感じに今はなっています。

- 作者: 平澤章
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/03/05
- メディア: Kindle版
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凄い良かった点
凄い良かったと思うのは、この本ではまずプログラミングの歴史に触れて、そこからオブジェクト指向が出てきた理由が説明されるところです。
そしてそのオブジェクト指向が、PCの中でどのようなことが起こっているかで解説されます。
個人的にはこれが凄く良いなと思いました。 この本でも書かれているように動物でいうととかより、実際にこういうことが起こっているということが書かれている方が分かりやすかったです。
適当にプログラミングを学んでいた私は、画面上で起こっているイメージはできるのですが、それがPC内部でどのように動いているのかということを考えることはありませんでした。しかしこの本を読むことにより、PCの内部でどうなっているという具体的なイメージを作れたことは、今後色々触れていくうえで物凄く役に立つことだと思います。
オブジェクト指向のあと、この本では実際の開発がどうなったか(アジャイルに至る過程)、関数型言語なんかが語られます。
全部興味深く面白かったです。
オブジェクト指向は時代遅れ?
最近よく語られるのがオブジェクト指向は終わったということです。最近では以下の記事がはずっていました。
これを一行でまとめると「並行処理時代は関数型言語が最高」という感じかなぁと思います。
パタヘネをちょいちょい読んでいるのですが、そこで言われるのもマルチコアを生かしたプログラミングみたいなことで、今後はその辺をよく考えてプログラミングしないとというところではありませう。
そうすると、オブジェクト指向では人間の脳は処理できないので、流れとして関数型なのかぁと、今回本を読んで思いました。
そういう面でOOPだとRustが良いぞ!!というお話を聞いたのでやっぱ勉強すべきかなぁ?でも強い人たちが学習コストが高いって言っているのは怖い!!という感じですね。素直に関数型言語を一つ学んでみるのも良いのかもしれません。
しかし、一方でそんなプログラミングを意識してやるべき層はごく一部だからまぁ良いかと思ったり。
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- 出版社/メーカー: 技術評論社
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- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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