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いつからはじめても遅くない

市場別日本株ウォッチ

以前、東証2部はなんてパフォーマンスが良いのだという記事を書きました。

www.mazarimono.net

一年半ほどたったので、更新したいと思います。

今回は分析ツールをDashで作ってみました。分析ツールといっても、指数化した株価指数とその標準偏差(60日)が見れるだけです。まぁ機能はおいおい足していきたいと思います。今回は指数の基準日を自由に設定できるようにしてみたのですが、それが思いのほかツールの使い勝手を増やしてて興味深かったです。

chomoku.herokuapp.com

用いた指数は、TopixTopix Large、Topix Mid、Topix Small、TSE2、JASDAQ、Mothersです。

あと、この記事は投資を推奨するものではありません。

概観

各指数ともデータは2000年くらいからのもので、マザーズ指数だけ計算開始が遅かったのでその算出開始時からのデータとなります。各指数の指数化は2005年1月4日を基準に作成されています。この設定は動かすことができますが、祝日を選択するとエラーが出てしまいますのでご注意ください。

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全体像

全体を概観すると、価格の大きな動き、変動の推移は類似しているものの、差異はあり、最終的なパフォーマンスには大きな差が出ていることが分かります。

それでは、指数化の基準日を2019年1月4日に変更します。

2019年

基準日を変更すると次のようになります。

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20年分で1年分を見るのは無理なので、ドラッグでズームしてみます。

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昨年のパフォーマンスを見ると、jasdaqがもっともよくTOPIX Large、TOPIXがそれに続き、東証2部はその次という感じでした。昨年はこれまでパフォーマンスの良くなかった大型株の逆襲の年だったことが分かります。

標準偏差に目をやると、マザーズは高く、JASDAQは低い。東証2部はJASDAQに次ぐ低さだったのですが、12月くらいから標準偏差が上がっています。何かあったのでしょうか?ちょっと掘ってみたいところです。

もう少し標準偏差を詳しく見てみましょう。このグラフは横の凡例をクリックするとそのデータの表示・非表示が切り替えられます。グラフのドラッグで表示を拡大できます。

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ドラッグと凡例のクリックで表示を拡大

ボラの高いMothers指数とTopixと似ているLargeを除いたグラフを拡大したのが下のグラフです。今思うとTopixをのぞいたら良かったですね。

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標準偏差の推移

JASDAQはパフォーマンスも良く、ボラも低く、長期投資にはもってこいって感じですね。一方で、マザーズはボラが大きいので中短期のスイングに向いているといえます。

まとめ

以上、1年半前にやった分析をツールを作成して再度行いました。

日本株といっても、市場によってパフォーマンスが違うことが分かります。構成銘柄なども深く掘り下げたらもっと面白いものが見えてきそうです。

ツールに関してはDashを使うと1時間くらいで構想+作成ができるのでなかなか良いですね。

今回使ってみて次のような点を修正したいと思いました。

  • 上下のグラフの表示期間を指定する機能が欲しい。手動のズームだと表示期間がずれる。
  • 祭日・祝日を選択した際にエラーが出るので、修正手段を考える。近い日を表示する or エラーメッセージを出す。
  • 指数の短期的なリターンの分布を比較できるツールが欲しい。2指数で十分か。

そのうち直すかなぁ。