日本の累計感染者数は前週の日曜時点では1900人でしたが、現時点で3800人を超えてきています。今週末、私がフラッと散歩に出かけた感じでは、ゴザをひいて集団でお花見をしている人もおられました。ほかの地域の人と連絡してても結構お花見してる人はおられるようで、またも2週間後が怖いという感じです・・。
子供がいると、その子の行動の判断も親がしなければいけません。私が住む京都は学校なんかを通常通り始めるということですが、親としては急いで行かす必要はないかなぁと思います。こちらが感染している可能性もありますし、できるだけ他の人に触れない生活を心がけようかと思っています。
さて、現在の金融市場の観察を行っておきます。
金融市場の状況
TEDはよく見ると、更新が遅いことが分かりました。4月3日更新になっているのですが、値は3月27日のようです。私が得ている情報によると、今週はスプレッドが若干縮んだようです。
金融市場ストレスインデックスは低下しました。これも一週遅れだなぁ。
最後にハイイールドのスプレッドです。こちらは4月2日の値。10%超えから9%割れ、そしてまた9%台にという感じです。今週はサウジ対ロシアのやりあいで動くかもしれません。
ベイカーヒューズリグカウントをみていると、米国では1週間で1割減となったようです。この値と世界の値がトラックしているのかは、ちょっとグラフを作りたいところです。
そのた
先週も色々とレポートを読みながら、バタバタとしていました。レポートで印象的だったのはロイターにあったものでした。
新型コロナウイルスとの戦争に勝つためには、国民に我慢を求めることが必要になり、経済成長率の一時的急低下は甘受しなければならない。これを国民に説明して納得してもらうのが民主主義だが、選挙と株価のことを考えると政府がその道を選ぶことはないだろう。
おそらく、人の命と経済とどちらを優先するのか分からないような大型の経済対策が打ち出されることになる。国民から嫌われることを恐れない政府にならないと、新型コロナウイルスとの戦いに勝つことはできないのではないか。
引用だけで切れ味鋭すぎることが分かりますが、これは何度も読む価値があるように思います。安倍首相は、今年はオリンピックもあり有終の美を飾るような感じの年だったのが一転、とんでもないことになり判断が鈍っているように思います。G7とかのウェブ会議でオリンピックの話をしたとか言っている時点で、こいつは何を言っているんだ感ありますよね。あほかと。普通に考えると経済をシャットダウンして人命を優先すべき局面だと思うのですが、それができなかった。政権を支持している人も、ある意味金の切れ目が縁の切れ目みたいなところもあるので・・・
僕としては人生の目標は孫に会うことなので、できるだけ生き延びれるように頑張りたいです。
今後考えるべき課題は、これまで積みあがった負債の解消と、その後の世界ですかね。今回も金融緩和で乗り切れると思っている人は多そうですが、それは不可能であることが見えてきています。木内さんのレポートにあるよう、今回は大企業救済というのも本腰を入れないといけなくなります。中国にいるときに読んだ木内さんの本も読みなおしておきたいと思います。また、徳政令みたいなことが起こった時にどうなったかなどを調べておくのは良い参考になるかもしれませんね。

- 作者:木内 登英
- 発売日: 2019/03/07
- メディア: 単行本