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いつからはじめても遅くない

memo: 落ち着き

先週は混乱が少し落ち着いた週でした。新規失業保険申請件数はまたもすごい数値だったものの、その直後にFEDがハイイールドを購入すると発表したり、まぁなんでもやってくれるやんというUSAな感じもありました。 下の記事はまだまだやりまっせというところです。

www.bloomberg.co.jp

定期観察

というわけで、ハイイールドのスプレッドは低下しました。

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金融市場ストレスインデックスも落ち着きました。

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経済指標

日本の経済指標で気になったのは、やはり街角指数ですね。飲食は0.7となりました。リーマンショックのボトムを突き抜けた感じです。

www5.cao.go.jp

ESPフォーキャストは大きく下方修正されました。今回は緊急事態宣言を織り込んだ特別集計です。前回は4-6月期をプラスとみる向きが多かったのですが、マイナス2桁となりました。7-9月期はV字回復を見込むようです。

www.jcer.or.jp

www.jcer.or.jp

そのほか

IMFのレポートを読んでいると以下のような記述がありました。

フェーズ 1:戦争中。感染症が猛威を振るっている時期。人命を救うため、感染拡大防止措置によって経済活動は大幅に制約される。これが少なくとも1~2四半期続く可能性がある。

現在の日本のコンセンサス的には5月まで自粛したら、その後は普通な経済活動に戻るとの想定のように感じられますが、IMFのレポートでは3カ月から6カ月は継続する可能性を指摘しています。

www.imf.org

その可能性を織り込み始めるのはいつかというのが今後の注目となるでしょう。

もちろん、ワクチンや薬が開発される可能性もあります。現在は、株価にはすぐにそれらが作られる可能性が織り込まれているような気がします。

それが実現する方が勿論喜ばしいですが、それが実現しない世界への準備もしておかなければいけません。色々な記事を読んでいると、これほどIT化が進んだ現在でも薬品開発は難しいということもわかってきました。

にほんにおいて、株価フレンドリーな要因は検査が増えないということでしょう。東京のデータなんかを見ていると300件後半から検査数は増えません。陽性の割合が50%近づいても検査数は一向に増えないのです。Wikipediaの検査の記事を見ていると、大体の国で人口の1%程度の検査が行われていますが、日本は0.05%というかんじです。なので、日本の感染者数は実際よりかなり抑えられているということができると思います。

en.wikipedia.org

これは安倍政権の戦略なのかなぁと思っていましたが、土曜日の日経の記事を読んでいると、安倍首相は検査を増やしてほしいようですが、厚労省がそれを停めているようですね。

www.nikkei.com

土曜日のNHKの特番を見ていると、戦略チームの押谷先生も検査を増やす必要があるというような発言を行われているようにおもいましたが・・・。

www2.nhk.or.jp

まぁ対内的にはこれで良いのかもしれませんが、対外的もしくは新型コロナ克服後のリバウンド局面は、これだと日本には期待しにくいように思います。各国が検査をたくさん行い、この病気を克服しようとしている局面で、それを行わないというのは他国からの信頼を得られない行動となると思います。そのような国に行きたい人はいないでしょうし、サプライチェーンにも入れたくないでしょう。また、日本国内でも感染数が実際どうなのかと、その状況が分からずに、いつまでたってももやもやした状況が継続することとなるでしょう。

ということで、今後その辺りがどう変わるのか、もしくは変わらないのかに注目しています。

個人的には下の文書にとても感銘を受けました。何度も読み返したい、また何か著書も購入させていただきたいなと思いました。

www.iwanamishinsho80.com

分解の哲学 ―腐敗と発酵をめぐる思考―

分解の哲学 ―腐敗と発酵をめぐる思考―

  • 作者:藤原辰史
  • 発売日: 2019/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)