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「順張りスイングトレードの極意」を読んだ

新型コロナ後、本は買っていたもののなんか読む気がしなくて・・・という感じですが、社会の再開と共に、その辺りも始めないといけないなあと思い始めました。そこでピロポンさんにお勧めいただいた「順張りスイングトレードの極意」という、最近出版され話題になっている本を読みました。

順張りスイングトレードの極意

順張りスイングトレードの極意

  • 作者:荻窪 禅
  • 発売日: 2020/06/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

この本は、トレーダー向けの本で長期での資金運用を考える人には向きませんが、時折売買したいなんてことを考える人にとっては非常に良い本だと思います。この本の内容を大別すると、資金管理の部分と順張りの部分に分けられると思います。

大体において、投資系の本には資産管理の話があります。なので読み飛ばしてしまう人が多いと思いますが、それだけ重要なんですよねぇ。これは長期、短期関係ないお話です。

さて、順張りの部分を見るとあまり投資のことをご存じない方は驚きかもしれません。順張りは基本的に株価が上がっているものがもっと上がると考えるものです。安く買って高く売るものといわれている投資の王道の全く反対を行くものですが、この手法をご存じない方はこの本を買って読まれるのが良いかと思います。

具体的な手法は少ししか載っていませんが、投資脳を作るのに非常に良い本だと思います。私も色々と勉強になりました。

本を読んでいて思ったことを少し。

現在、売買手数料はどんどん低下しています。これは、なんか色々チャレンジできるよねってこの本に書いていたのですが、ほんとにそうだなと思います。例えば、これまで株の長期投資は、「売買せずに年7%くらいを目指しましょう」というものでした。これは一部には売買コストが大きいからそうするのが最適解だよねって話がありました。しかし、最近は長期の投資家でもヘッジファンドなどオルタナティブ投資なんて呼ばれるものを取り入れています。ヘッジファンドは長期投資するところもありますが、大体は値動きを切り取って安定した収入を作ることを目指します。 この辺りヘッジファンドがなぜできるかというと、優れた人材が手法を作ってというのもあると思うのですが、手数料が安くなったことも手伝っていると思うのです。

現在も、この本の筆者の方のようにスイングや短期トレードでうまく稼げているというのは、寺銭が下がって期待値の高い手法が作りやすくなったということも手伝っているのかもしれません。ということは、個人の投資手法にとっても最適解は長期投資ではなくある程度の周期で売買することなのかもしれません。

しかし、一方でヘッジファンドがインデックスに比べ価値を生み出せていないというのは、それを否定するところなのですが、その辺りを考えてやってみたい人には、そのきっかけともなりえる良い本だと思います。

順張りスイングトレードの極意

順張りスイングトレードの極意

  • 作者:荻窪 禅
  • 発売日: 2020/06/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)