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いつからはじめても遅くない

2020年まとめ

気は早いけど2020年をまとめておきたいと思います。思った時にやっておかないと、結局やらないという結末に至ることばかりなので。

COVID-19

今年の最もインパクトがあった出来事はこれに尽きます。1月か2月に中国の武漢で発生したウィルスは、当初大丈夫かと思っていたら一気に世界中に広がってしまった。

当初は日本にあまり入ってきてなかったけど、なんか噂は凄く駆け巡っていました。中国人の友達から「関空から検査ポジティブだった中国人が逃走して、関西にいるらしいから気をつけろよ!!」なんて連絡ももらったりした。そうこうしているうちに欧米で大流行となった。日本は検査数が少ないながらも、感染はそれほど拡大しなかった。今後はどうなるか分かりませんけど。

経済的な当初の私のイメージは「ああ、これでバランスシート遊びの世界が崩壊してしまうのだろうな」ということでした。具体的にいうと低金利の元、負債を抱えればお金を生み出せるという世界の終焉でした。ロックダウンなんかで閉鎖されればよほどの財政支出がない限り、資金の流通は減少し、低金利でもお金が返せないという流れが生まれ、経済が死ぬイメージでした。

政府・中銀もその辺りのリスクは想定していたのか、矢継ぎ早に政策が打たれ、危機は回避されました。市中の資金はジャブジャブになり、個人や企業にお金がばらまかれました。この現象は逆戻り不能に思うので、今後もこの傾向が継続するでしょう。

というわけで経済危機は回避されました。あとは個々の産業が死なないようにと、日本ではGotoイート、Gotoトラベルという政策が打たれました。この辺りの産業は結構な拡大を続けていて、そして今年は日本ではオリンピックが開かれるはずであったということもあり、設備投資なども行われていたと推測されます。それが逆に来客ゼロみたいになったのでとんでもないブラックスワンがタイミングの悪いところ出来たという感じですね。とりあえず、これらの政策は続けられるべきだと思われます。

Image from Gyazo データ出所 日本政府観光局(JNTO) 月別・年別統計データ 国籍/月別 訪日外客数(2003年~2020年)(Excel

しかし一方で、海外ではすでに第2波が来ており、日本もその兆候があります。その辺りとのバランスをどうとるかですが、飲食店の大規模な閉店も発表されたりと不安もあります。

勉強会

はんなりPythonはコロナのパンデミックを受け、2月は中止し3月からオンライン開催に移行しました。2月の時点では影響はまだどうなのかなぁという感じでしたが、企業様に会場をお借りしていることから、その辺りは気を付けないとということで2月は中止という判断をしました。そして3月にはオンラインに移行したのですが、その辺りは金融時代に「一度世界規模でパンデミックが起こってしまうと2年くらいはその影響が続く」ということを知っていたことからでした。

今年は全国展開にするかぁみたいなところがあり、それは現地開催ということだったのですが、今振り返ると「オンライン開催でもそれが出来たのにどうしてそれに気づかなかった?」と思います。

というわけで予想外に全国展開することになりましたが、オンラインで開催がしやすくなった影響から、各運営がやりたい勉強会を積極的に行い、今年のはんなりPythonは週1以上の開催頻度となっているようです。 規模も少し大きくなってきましたし、運営に興味を持つ人を巻き込みながら、変わった企画をどんどん立てていければよいですね。

勉強会の将来ビジョンというのはないですが、興味深いことを多くの人を巻き込んでやって、気づけば誰がやっているかよくわからないしそんなに有名ではないけど、なんかよくイベントが開催されているみたいな会になってほしいですね。勉強会の最初の目標に「継続する」というのがあるのですが、その究極形が作れたらよいですね。

考え

というわけで、今年はコロナによっていろいろ行動を考えさせられる年となりました。

もともと金融の会社を辞めたのは、お金を持っている人が増やすだけの世界でしかないということで、まあ意味ないなということを感じてのことでした。資金の分配なんて結局は国くらいしかできないジャンみたいな。今年は世界中でそのようなことが行われました。銀行は忙しくなったようですが、それは国の方針のおかげだったりします。あと、最近マイナス金利政策の転換ともみられる方策も地銀などの救済のために発表されました。

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その根本には資本主義ってやつがある訳ですが、それはどれだけ効率的に資本を貯めるかだけのゲームになっており、最終的にどれだけ切りやすい人を雇うかとどれだけ税金を支払わないかのゲームになっています。そうして人はくじ引きで、雇う意思決定を行う人と雇われる人に分けられ、前者はどのように税金を払わないか考え、後者はどうやって日々暮らすかを考えるようになっています。

リーマンショックなどでは前者の雇う意思決定を行う人もピンチとなり国にすがりつきました。普段は節税しか考えていないのに。セーフティーネットとしての国はその役割を果たしました。その時に所属する国というのは重要であるというのが分かりましたが、その後も節税ゲームは終わってません。今年のPyconのトークで「アマゾンは税金払わずに!!!」って話がありましたが、まぁそんなところです。

日本では今、DXが声高に叫ばれています。効率化や節約ばかり考える人にとってこれはまたとないチャンスでしょう。しかし、この辺りに最近の世界がギスギスしている原因があるように思います。

以前バーで飲んでいて、飛行機のパイロットの人と話したことがあります。飛行機はボタンを押したら離陸して着陸するらしいです。つまり自動運転なんですね。そうなると、なんで運転席に2人いるのか気になりますね。しかもそれになるのはかなり難しいのです。なので話を聞いていると、飛行機は確かにオートパイロットなんだが、オートパイロットが手に負えない環境では人が操縦するということでした。

つまり、タフな環境下では人が行動しないといけなくなるということのようです。そうすると妙な緊張感を常に持っていなければならず、対応するのは超大変な場面ということになり、座ってるだけに見えて結構疲れるんだよと、ちょっと真顔で言っておられたのを覚えています。全自動化の世界にはそんなことが待ち受けているのかもしれません。というか、すでに無意識に世界はそのような状態になっていて、それゆえ人々はストレスを受け社会がおかしくなっているのかもしれません。

機械学習なんかは条件分岐を人間が作らなくても機械がやってくれてと楽な世界という印象ですが、そこに含まれていないデータが来た時にどうするのかみたいなところは、人が見たいになると結構大変かもしれません。なので、ベイズであるみたいな感じなんですかね?早く本を読まないと。でも、今回のようなパンデミックは人間の頭のモデルからは抜けていましたが、リスクとしては認識されていたので、モデルに任していたらうまく乗り越える方法が提示されていたかもしれませんが、テールを考慮していくとコストがかかりすぎるので、勝手に人間がオフにして無効になっていたかもしれません。

そうすると、結局はドメイン知識も重要ということでSTEM+人文系+アートな人材が求められるという感じで落ち着きそうですが、世の中ってのは極端なので人文最高!!もしくはアート最高!!みたいな感じで、行列計算とかカスみたいなかんじで蔑まれる世界が来るのでしょうね。でも実際に活躍できるのは全てバランスよく手に入れていて、そのうえでどれかができるみたいな人なのかと思います。時折、極端な人が取り上げられる傾向にあるけど、そういうのは超テールであってどうなんだろと思う。まぁ最終的に出来上がったのがこれで下ってのは良いかもですが、最初からそれに仕上げるのはかなりのリスクだろう。

まとめ

というわけで、取り留めもなく色々書いたけど、今後ともよろしくお願いいたします。