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いつからはじめても遅くない

京都の勉強会、はんなりPythonの会の2020年

この記事は地方IT勉強会 Advent Calendarの2日目の記事です。

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はんなりPythonの会

はんなりPythonの会とは

はんなりPythonは京都の勉強会です。2017年12月にスタートし、今月3周年となります(パチパチパチ)。開催は毎月第3金曜日としますが、8月は夏休みです。オーガナイザは現在のところ6人です。もともと3人でしたが、会の多様性と持続可能性を考慮し、オーガナイザを増やすようにしています。オーガナイザは常に募集していますので、関心ある方はgitterなどに連絡ください。

hannari-python.connpass.com

もともとはオフラインの勉強会で、1年目は京都市の施設をお借りして開催、2年目からはスプーキーズさん、Sansanさん、Money Forwardさんなどに会場を無料提供していただき開催していました。内容はLT会やハンズオン、相談会などを行っていました。会費は毎回500円で、使って余った分は蓄積していました。

Image from Gyazo

イベントは大体20名前後が集まってやっていました。イベント後は残れる人で近くの居酒屋で交流会をしていました。

コビット前後のconnpassの日程を確認すると、2020年1月は各自問題を解く会をスプーキーズさんでやらしてもらっていましたが、感染拡大を受け2月のイベントは中止となりました。

コビット後

メインのイベント(第3金曜日の会)は中止となりましたが、3月のAtCoderを解く会はスプーキーズさんで開催されたようです。一方で、3月のメインのイベントからZOOMに移行しました。この辺は過去の疫病のケースから見て2年くらいは元に戻らないということを金融業時代に学んでいたため、企業様に会場をお借りして運営している勉強会としてはそういう部分でご迷惑をかけることがあってはいけないということで、2月の中止の判断もそうですがオンライン移行も早めの判断となりました。

ZOOMを選択したのは、PyConJPの地方勉強会の集いのようなものがあり、利用ツールはZOOMの有料版1択だ!という話を聞いたのが決め手となりました。この辺りを選択できたのはこれまでの会費の蓄積があったからだと思います。もしなくて自費で運営するかといわれると結構微妙ですね。

そうして、はんなりPythonの会はコビット後はオンラインに開催を移し、元気に活動しています。もともと月1,2回の開催だったのが、オンラインで機動力が上がり11月のカレンダを見ると8回の勉強会が開催されています。運営が複数人いることで、それぞれが興味のある会を立ち上げ、それが継続されイベントが増加するという流れになっています。

Image from Gyazo

参加者も、もともと京都、滋賀、大阪、兵庫くらいでしたが、オンライン化により全国となり、様々な地域から参加いただいています。参加者は増加しており、直近のメインのイベントの募集数は51名とオフラインでの20名よりも規模が大きくなっています。

データ

コンパスから登録者のデータを集めて可視化してみました。

最初は登録者数の推移のグラフです。2017年11月のコンパス登録以来、じりじりと増加していた数値ですが、2020年の3月以降、ペースが増していることが分かります。イベントのオンライン化に伴い、オフラインでやっていたよりも注目が集まるようになった可能性が示唆されます。

Image from Gyazo

一方で、データからは課題も見えてきます。次に登録者のイベント参加回数を可視化しました。

見やすさのため、y軸はlogスケールとしました。これを見ると最も多いのは参加回数1回。次に0回となっています。そのあとは、回数が多くなるに従い、数値は低くなっていきます。これからわかることは、リピーターを増やすために何らかの策が必要だということです。

Image from Gyazo

この辺りをどうするかは難しいところですが、今回はデータから事実を理解したというところにとどめておきます。

今年やったこと

PSFへの募金

これまで蓄積してきたお金を、PyConJPが行われたPyCharityでスポンサーになることにより、Python Software Fundationに募金しました。蓄積したお金のOSSの募金のアイデアはPyData Osakaを運営されているkozo2さんに、はんなりPython サイゼリアミートアップで出して頂き、それは最高だということで実行しました。

他勉強会との共催

他の勉強会との共催イベントですが、今年はKyoto.rbさんと問題を解く会が行えました。来年も言語の壁を越え、ほかの会との共催イベントをどんどんやっていきたいと思っておりますので、連絡いただけると嬉しいです!!!

LT参加者へのアマゾンギフト券

イベントスポンサーにフォークウェルさんについていただくことにより提供される資金を、LTしていただいた方へのアマゾンギフト券代としています(1000円~2500円)。残念ながら規模が小さな勉強会なので少額ですが、これによりLTをやりたいなと思っている人への後押しとなるとともに、興味深いLTが集まり勉強会もより面白くなり参加者が増えるような、ポジティブなループができるかという実験的なものです。

まとめ

はんなりPythonの会の目標は「継続していく」というものなのですが、その面から考えると今年はかなり良い活動ができたと考えています。このイベント面白いなと思われた方は、是非参加していただいたり、オーガナイザになっていただけると幸いです。

今後のはんなりPythonの会は、まずはプログラミング言語を越えた活動を目指しています。そのため、ほかのプログラミング言語のイベントの共催も大歓迎ですのでお声掛けいただけますと幸いです。お声掛けしたら、優しく接してもらえると嬉しいです。色々な言語の良い所を入れてポリグロットな体質を作っていきたいと思います。

また、プログラミング以外の勉強会もできればと考えています。何らかの社会への貢献をみんなでやっていくというようなことができれば素敵です。今年は各自が何をできるのか?を考える契機となる年でした。それを忘れず、勉強会というちょっと公的な器でそのようなことをやりたいですね。

イベント自体は、今後もオンラインチャネルを残しながら、いつオフラインを行うかという感じになってきます。オフラインのイベントはどうなるかというのは、結構微妙なところですね。オフラインに戻りたいという流れもある反面、他地域から気軽に参加できるオンラインの良さというところもあると思います。私はいい所どりをしたいタイプなので、多分はんなりPythonの会はハイブリッドな感じでやっていくのかなぁと思っています。

という感じで2021年もよろしくお願いします。