Pythonと本と子供と雑談と

いつからはじめても遅くない

じっくり考えて行動する

1年を過ごすにあたりテーマを持つというのは重要ですね。ことしは「じっくり考える行動する」をテーマにしたいと考えています。それにあたって、なんかそのきっかけの断片を残して、年末の反省に生かせるようにしておきます。

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Photo by Tom Gainor on Unsplash

じっくり考える

昨年u++さんが白金鉱業fmに出演されていました。いい話満載だったので詳しくはPodcastを聞いてください。u++さんは新聞会社に所属されていて、新聞に関しても色々話されてて面白かったです。

そのお話の最後の方に興味深い紹介がありました。「朝日新聞Podcastをはじめた」というものでした。私はもともと金融屋なので、u++さんの所属されているところの新聞は愛読していますが、朝日新聞というのは読むことはありませんでした。理由というのは多分、朝日新聞が政権から遠く、すっぱ抜きとかないためかなと今は思います。会社にあったけど読まなくなった印象。

しかし、ちょっと気になって聞き始めると朝日新聞Podcastが大変面白い。そのPodcastは現場の記者の方が出てきて、記事にした話題を話すという内容です。公式サイトには次のような宣伝文が掲載されています。

音声でしか伝えられない熱量や臨場感。ポッドキャストでお聞きください。事件、政治、経済……これまでのニュースの枠を超えて、ファクトに迫ります。記事に書ききれなかった話や現場で感じたことも。

この宣伝文通りで、やはり取材された本人の話されるのを聞くと、いろいろ取材であった人の話やそしてそこで考えたことなんかがリアルに感じられます。大統領選、紛争、サッカー、様々なニュースが語られています。

最近新聞が面白い

現在、私は新聞系の媒体を3つ購読しています(日経、日経クロステック、毎日)。朝日新聞も加えないといけませんね。あと、欧州の新聞も一つくらい読みたいなぁと思っているのですが、どれか良いものはないでしょうか・・(英語縛りはありますが・・)。まぁその辺りはブルームバーグとかロイターとかで良いかもしれませんね。でも海外のやつはウォールストリートジャーナルやらほかのやつでなんか解約がかなり難易度高いというのがあったりして、あまり積極的になれない部分も。

長年読んでいるのは日経新聞一つなのですが(もう20年以上になる・・・)、最近思うのは新聞が面白くなってきているってことです。この理由はと考えると、内容を掘り下げているというか、背景が分からなくてもわかるように解説してくれているような記事が増えてるように思います。あと、分からなかったらおススメ記事を読んで掘り下げていくことができるというのも理由に挙げられます。以前は新聞には事実だけ簡潔に書いてくれていたら良いわと思っていましたが、なんかこういう感じで知識を深める的な使い方ってできるよなぁと思うようになったのが最近です。ウェブで徘徊して玉石混交な記事を読んでいるより、新聞社のお勧めする記事を読んで知識を深めた方が、時間の節約になるし、知識が深まりながら広がっていく感があります。

こういうのってリコメンデーションが強い媒体でないとできないのでしょうが、逆に新聞の使い勝手が情報技術で差が出るってのは興味深いところかもしれません。

kaggleにとりくみはじめた

私は「はんなりPythonの会」という勉強会を運営しています。そこで昨年末、kaggleをはじめようという人が集まる会をはじめました。誰もやり方が分かっていないのでモクモク会ですが、最近、モクモク会という名目のもと、何かやる時間をとれるのは素晴らしいということでモクモク会もいとわず続けていくつもりです。

kaggleというのは機械学習コンペで、1つのコンペが2,3カ月継続します。kaggleの本を読んでいると、その期間中、それぞれの参加者(チーム)は、コンペの題材に関して調査したり、ほかの人のコメントを読んだりしながら、モデルを鍛えて得点を競うようです。

それに挑戦し始めたというのは、機械学習を使ってみたいと思ったのも一つなのですが、3カ月とか長い期間1つのことを考えるというのは面白いなと思ったのも要因でした。昨今の世の中は、なんでも「早くやろう早くやろう」とか「自分が自分が」という感じな結果を求める感じがするのですが、そんな社会の最先端なAI人材様がそろったkaggleは、じっくりと問題に取り組みほかのチームや参加者の意見を公開しながらコンテストが進んでいくという、なんというか非常に興味深い世界が形成されているというものだったのです。少なくともこちらから見えた世界は。

SNS

SNSができて何年になるでしょう。私も長年愛用していて、良い部分はたくさんあることは理解できます。しかし一方で、その悪い部分が世界に対して悪影響を与えていることもよく言われるようになっています。ツイッターなんかは投稿の前に、「これでいいですか?」と尋ねるようなボタンを加えたという報道なんかがありましたが、これは少し考えるということを促す仕組みといえます。

なんというか、短絡的な反応というのは実世界でもあるような気がしていて、なんかめちゃくちゃ怒ったけどあれってそんなに怒る必要あったっけ?みたいなのってよくありませんか?私はあります。それっていうのもツイッターのように脳に「これでいいですか?」ってボタンがあれば「おっとやっぱりやめておこう」となるかもしれません。夫婦仲を持たすためにも、たわいもないことで争わないというのは大事ですよね~。大体のことは、その場をグッとこらえると忘れてしまう程度のことです。一方で、その後も問題になるのであれば、対策を考えるなどの必要が出てくるでしょう。

ウェブ上の問題は、なんだか広告のあり方とかそういうのに直結するという感じもあります。あと、どうしても人は簡単である方に流れやすいというか、そういう部分も多いと思います。正確な知識を仕入れるというのは、これだって言い切ってくれている記事を読めばよい的な風潮がありますが、実際そうやって仕入れられる知識というのはごく一部で、多くのことはこれだ!って言えるほどかっちりしているわけではなく、私のように40年以上生きていると「あれ、これってこういう風に言われていたけど、今全く逆やん」みたいなことが往々にしてあるわけですね。というわけで、そういう風に一つのことを知るということは、いくつもの説がある中のこれが今メインストリームだけど、こういう考え方もあるということを知っておいて、それらの見解を自分の中でも反芻しておくみたいなことが重要だと感じます。

なんというか、最近は一問一答みたいな本が人気あるみたいに感じます。まぁ分かりやすいし効率的みたいに思いますよね。でも私は、10ページでまとまるけど色々書きたいこと書いたら2冊になったみたいな、タレブ的な本の方を好みます。これってのは、結局そっちの方が反脆い知識が入ってくるからのように思ったりします(でも内容はすっかり忘れているけど)。ちょっと前に紹介した「ペーパーマネー」もそんな感じの内容で、なんか雑多な話題がいろいろ載っていて結局いったいこれは何が言いたいのか?みたいなことが言われるかもしれませんが、その辺りは時代や自分を反映した誤読ができるのが良い部分かなとも思ったりします。

加速的に進める

じっくり考えるとか言いながら、加速的というのは矛盾している感があるが、そうではない気がしています。結局行動するとなると、当初の歩みはゆっくりでもやりたいことはたくさん出てきて、結果加速度的に物事は進むようになります。今のシステムはそういう風進めるのに適している時代です。

これまで幾何級数的な進歩というのは難しかったけど、現在ではウェブを使えば簡単にできるわけです。しかし、レバレッジが効いてしまうので、失敗もそのように動いてしまうということであり、そのために行動はかなり熟考されたものでなければいけません。その場のノリでとか言われたりするかもしれませんが、ラッキーは10回続いても11回目にはない可能性の方が高いです。

そのために準備しておくというのがじっくり考えるの部分なのかもしれません。サッカーの本田圭佑さんが「常に準備しておく」というようなことを言われており、いい言葉だなと思っていましたが、それをやりたいなということかもしれません。

まとめ

結局この記事は4日くらいの空き時間で書きました。そのため色々飛んだ感じのものとなっております。

新聞の話はじっくり考えるツールができてきたという意味です。これまでググると必要な情報が出てくる印象が、それはかなりの時間の無駄的なツールとなったというのが、昨今の印象です。より良いツールはあるかもですが、有料の情報媒体をそれにするというのが、答えかなと思ってきました。その中でのリコメンデーションの成長は、契約者の思考のレバレッジをあげてくれます。その面から考えると、もっと深く掘っている雑誌で、リコメンデーションとかに優れているものがあれば、自分の知識・思考ポートフォリオに加えるべきかも知れません。

なんというか、この記事を読むと慎重なという感じを受けるかもしれませんが、結局最も重要なのは行動するってことであり、そのために大切なのは子供が持っているような冒険心だとは思うのだけど、子供と大人の違いを生むのはじっくり考えるとか準備だったりするのかもしれません。