5月22日、Pizzaの日をお祝いしてきました。
もくじ
Pizzaの日って?LT1
ビットコインを使って初めて現実社会で使われたのが5月22日で、その時に買われたのがピザだったということで、5月22日はPizzaの日となったようです。
ビットコイン pizza dayはじまります @はてな京都#blockchainkyoto #BTC pic.twitter.com/I9yfOrhE6y
— Fucking right now (@egapool) 2018年5月22日
というわけで、ピザとビールのLT大会を行うことにしました。
1人目は@s_issyさんで、実際BitcoinでPizzaが買われた際のフォーラムでのやり取りとか、ウォレットの動きなんかを見ました。で、実際に手に入れられたピザの画像も発見され、盛り上がりました。
頼まれたピザ #blockchainkyoto pic.twitter.com/VSjYmxhlDQ
— まざ (@mazarimono) 2018年5月22日
Pizzaを買った人に関して
Pizzaを買った人に関しては、「デジタル・ゴールド」にちゃんと載っています。
ちょっとまとめると、ハンガリー出身でフロリダ在住のソフトウェア技術者のラースロー・ハネツって人が、ピザを1万BTCで購入した人です。彼はビットコインを知り、マイニングのところに脆弱性があることに気づき、マイニングをしてみることにしました。CPUはPCを動かしているためハッシュ関数を早く解けるわけでなく、GPUを使ったら早いということに気づき、1日で1400BTCほどマイニングした日もあったようです。
そして7万BTCをためたラースローは、現実社会でビットコインを使うためにフォーラムに1万BTC払うからピザを2枚持ってきてくれないかな?と投稿したようです。
BTCの歴史を知るのに「デジタル・ゴールド」はイチオシです。
LT2
次に私が暗号通貨がこれほどの大きな市場になった要因として、政府の負債が大きくなって信用されなくなってきているという部分もあるという話をしました。そして日本の場合、社会保障費や国債費など減らせないコストが多く、将来的にも回復期待薄ですね、という感じの話をしてピザとビールで盛り上がっていた会場の雰囲気を一気に落としてしましました。最近お気に入りの人口ピラミッドも活用してきました。 わたしも暗くなった気持ちがおすそ分けされました。こういうの知ると、みんな選挙に行こうという気持ちになれると思うw
中央銀行のみがお札をするようになったのは最近であることや、最近「世に棲む日日」を読んで知った、「江戸時代後期の人は、日本ははじまって以降ずっと鎖国しているというのがコンセンサスとなっていた」ということを話し、現在の常識は常識ではないかもしれない、その可能性としての市場の拡大とみなすこともできるという話を、経済データを交えて行いました。
LT3
3個目のLTは@egapoolさんによる、単方向マイクロペイメントチャネルのお話でした。
LT3つ目 #blockchainkyoto pic.twitter.com/aSU6zNfc2i
— まざ (@mazarimono) 2018年5月22日
ライトニングネットワークなどを理解するうえで、最初の一歩になる単方向マイクロペイメントチャネルのお話で、まずは1人対1人でどのようにするかという原理が解説されました。
これが拡張されたライトニングネットワークになっているので、非常に興味深く面白いのでいろいろと話も弾みました。「ビットコインすげー。」という気持ちになりました。
LT4
4個目のLTは@niwatakoさんのERC20にかんしてでした。
erc20の話 #blockchainkyoto pic.twitter.com/qgFNJwGG67
— まざ (@mazarimono) 2018年5月22日
ICOでERC20って用語を聞きまくっていたので、既にちゃんとした形になっているものかと思ってたら今年の1月だったとか、クリプトキティとかが使っているスマコンも現在ちゃんと作っている途中とか色々と面白かったです。
おわりに
こんな感じでBlockchain勉強会 in Kyotoは実施されています。
月一回のペースで開催していこうと思っておりますので、興味を持たれた方はぜひ!